仏像を鑑賞した後は、すみだ北斎美術館で開催中の「北斎サムライ画伝」という特別展を
鑑賞するために東京・両国へ列車移動。
今日は美術品鑑賞のダブルヘッダーでした。
すみだ北斎美術館はこんなところにあります。
東京駅からJR御徒町駅経由都営地下鉄大江戸線・両国駅へ。
両国駅から道標に沿って歩くと北斎通りに出ました。
浮世絵の巨匠、北斎の偉業を記念し生誕の地である本所割下水(現、墨田区亀沢付近)の
通りが「北斎通り」と名付けられたようです。
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| 北斎通りを望む (2024.02.24_12:31) |
北斎通りを進むと右手に美術館と一目でわかる奇抜なアルミ色の建物が見えました。
公園の隣りにある「すみだ北斎美術館」です。
すみだ北斎美術館を眺める
82024.02.24_12:36/14:21) |
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老人割引料金で美術館に入場。
館内は混んでいて意外にも外国人見学者が多かったのには驚きました。
美術館特別展会場前のパネル→
82024.02.24_12:42)
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特別展のタイトルはご覧のように「北斎 サムライ画伝」。
サムライは、江戸時代に生きた北斎にとって身近な存在でした。
本展では、源頼朝や徳川家康などの名の知れたサムライだけでなく、北斎と門人たちの目に
映った江戸市中に暮らす太平の世のサムライを描いた作品を展示。
また、実際にあった戦いや物語の中の戦う場面を描いた作品も観られます。
さらに、刀や鎧といった戦いの道具を取り上げた作品も紹介され、刀剣博物館所蔵の「太刀 銘
信房作」(重文)なども展示されていました。
(以上、特別展リーフレット より)
ここでは本展のみどころを紹介しておきます。
1)北斎の描く名うてのサムライたち
江戸時代の人々がかってのサムライに抱いていたイメージを北斎や門人などの作品から紹介。
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葛飾北斎 「楠多門丸正重 八尾の別当常久」
@すみだ北斎美術館 |
葛飾北斎「鎌倉の権五郎景政 鳥の海弥三郎保則」
@すみだ北斎美術館 |
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葛飾北斎 『絵本武蔵鐙』 上
八幡太郎源の義家 @すみだ北斎美術館 |
葛飾北斎 『絵本武蔵鐙』 下
那須の與市宗高 扇の的のほまれ @すみだ北斎美術館 |
2)北斎と生きた平和な世のサムライたち
北斎が生きた江戸時代は、大きな戦いのない平和な世の中で、サムライの活躍する場所や
役割もそれまでと比べ大きく変化しました。 北斎が活写する、同時代に生きた平和な世の
サムライたちの姿を見ることができます。
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| 葛飾北斎 『画本狂歌 山満多山』 上 @すみだ北斎美術館 |
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葛飾北斎 「富嶽三十六景 従千住花街眺望ノ不二」
木版画 @すみだ北斎美術館 |
葛飾北斎 「富嶽三十六景 隅田川関屋の里」
木版画 @すみだ北斎美術館 |
3)北斎の波と刃文の波の共演!!
北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」と濤瀾刃が特徴的な「刀 銘 津田越前守助広延宝九年八月日」を並べて展示。 ともに江戸時代に制作され、浪の動きを捉えて表現した作品。 北斎によって描き出された大波の迫力と、打ち寄せる波がそのまま映されたような刃文の妙が楽しめます。
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(上) 葛飾北斎 「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 木版画 @すみだ北斎美術館
(下) 「刀 銘 津田越前守助広延宝九年八月日」 @刀剣博物館 |
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思い出せば、拙者、過去に2回ほど北斎の美術展を見た記憶があります。
それで、HPの過去のDiaryの目次をさかのぼったところありましたよ。
diary.906 / 新・北斎展(HOKUSAI UPDATED)
ところが、もう一つは北斎ではなく歌川広重展でした。
diary-2.985 / 歌川広重展
葛飾北斎も歌川広重も江戸時代後期の同じ浮世絵師であり、同じような(版)画風ですので
混同していました。
浮世絵は、時の町人階層の好んだ風俗や似顔絵、風景などを題材にした絵画の一ジャンル
ですから当然と言えば当然ですネ。
二人は世代的には親子ほど歳が離れており、経歴的には北斎の方が大先輩で、広重に影響
を与えたようです。
北斎の作品を鑑賞して感じたのですが、大胆な構図が多く色彩表現が豊です。
勿論、題材により異なりますが、精緻な表現があったり、時にはユーモラスな作品も数多く
ありました。
拙者、広重も含め浮世絵は何度見ても飽きないです。
すみだ北斎美術館は今回が初めての訪問でしたが、さすがに北斎の作品を数多く所蔵して
いるのには驚きました。
北斎を冠した美術館ですから当たり前と言えば当たり前ですネ!
また、企画展があれば行ってみたいです。
2月にしては初夏のような陽気になった日があったかと思えば、翌日から寒暖差の大きな
寒～い雨の日が続きましたネ。
今日もまだ寒いですが、雨も止んだので久し振りに外出しました。
行先は東京都中央区日本橋の長浜市(滋賀県)にある「近交運輸グループ」の東京支社。
ここは、「観音の里」として知られる長浜市の観音像を、東京で展示する「東京長浜観音堂」
です。
このイベントも朝日新聞2024.2.1滋賀版で知り、横浜の自宅に帰省した時にでも見学しょう
と予定していたのが今日になりました。
会場は、東京駅八重洲北口より徒歩(400m)約5分、八重洲セントラルビル4Fの一角。
長浜の観音像を広く紹介するための一種のアンテナ博物館みたいなものです。
長浜から出張展示されるのは聖観音菩薩立像とのことです。
観音菩薩と言えば、救う相手や状況に応じていくつもの姿に変身し、多くの顔や腕を持つ
超人的な姿かたちを思い浮かべます。
例えば、頭に11の顔を持つ十一面観音、1000本の手で人々を救う千手観音、頭に馬の顔を
のせた馬頭観音などです。
[参考]仏像/観音菩薩像/十一面観音菩薩像
しかし、聖観音菩薩は、数ある「観音さん」のなかで唯一変身していない、一つの顔と二本
の腕を持つ人間に近い姿をしています。
東京駅の八重洲口に出るとひときわピンク色が目立つ河津桜のような桜の木が1本。
立ち止まり思わずシャッターを切りましたよ。
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| 東京駅八重洲口で咲く桜 (2024.02.24_10:35) |
iPhoneのGoogle Mapsのナビに誘導されて歩くこと7分、会場である東京長浜観音堂は
オフィスビルの一室にありました。
長浜市が運営している仏像鑑賞ができる入場無料の施設です。
観音堂という一室はこんな部屋でした。
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| 東京長浜観音堂@日本橋 (2024.02.24_10:50) |
部屋の正面にはアクリルケースに入った観音さんが。
間近で360°ぐるりと鑑賞でき、写真撮影もOKでした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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三方から眺めた木像聖観音菩薩立像
長浜市蔵(北門前観音堂旧蔵) (2024.02.24_10:53)_ |
仏像の紹介と来歴が書かれた解説カードをいただきました。
観音さんの姿、形などの像容や特徴、像の由緒が記されているのでご覧になって下さい。
画像をクリックして大画面でご覧下さい
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| 聖観音菩薩立像(長浜市蔵=北門前観音堂旧蔵)の紹介 |
聖観音菩薩立像(長浜市蔵=北門前観音堂旧蔵)の来歴 |
像の背面腰部にある朱書銘です。
画像をクリックして大画面でご覧下さい
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木像聖観音菩薩立像(長浜市蔵=北門前観音堂旧蔵)
像の背面腰部の朱書銘の説明↑
←像の背面腰部の朱書銘
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この像の衣の皺の特徴=翻波式衣文 から平安時代に造られたと推定されたそうです。
学芸員さんが常駐されているので不明な点があれば丁寧に教えてもらえますよ。
北門前観音講の「講」について教えてもらいました。
中世の中頃以後に、民衆のあいだで作られた仏事や神事を行うための集まりで寺院や神社を
維持してきた とのことでした。
仏像が安置されている寺院で拝観するのとは異なり、ここでは間近で思う存分じっくりと
観音さんを鑑賞させていただきました。
ここでは又、「観音の里 びわ湖 長浜観音の里の祈りとくらしⅡ」というタイトルのビデオで
いくつかの観音さんを拝見しました。
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| 「観音の里 びわ湖 長浜 観音の里の祈りとくらしⅡ」に出てくる観音さんの事例 |
今後も会期ごとに交代してこんな長浜の観音さんが出張展示されるようですので、これからも
楽しみです。
拙者、この後「すみだ北斎美術館」で開催中の「北斎サムライ画伝」を鑑賞するために東京・
両国へ移動しました。
続く Diary-2.1158 / 「特別展 北斎サムライ画伝@すみだ北斎美術館」
恒例のAIOIヨットクラブ新年会が西伊豆で開催され参加しました。
1泊2日で、2/17はメンバーのA.T-sanのご厚意で愛艇Rose Table号でセーリング、
その後、ホテルに移動して新年会(宴会)、翌日、朝食後解散というスケジュールです。
拙者はAIOI Ⅵ号で伊東?初島セーリング(diary-2.1117)以来1年ぶりのセーリング
であり、メンバーの皆さんとも久し振りの再会となり楽しみにしていました。
新横浜から新幹線で熱海経由次のJR函南駅でtamma-sanにピックアップしてもらい
沼津の重須ヨットハーバーへ。
どういうわけか道路が大渋滞でしたが、出航予定の10時前には着けました。
今回の参加者はAIOI ⅦのオーナーのK.T-san以下9名です。
定刻の10時に重須を出航し、一路大瀬崎に向かいました。
ここ沼津湾での新年会を兼ねた初セーリングはお馴染みで、このコースで拙者も過去に経験
したことがあります。(コースはdiary.964をクリックしてご覧下さい)
今日はあいにくの曇り空で残念ながら冠雪した富士山は雲隠れ。
機走で内浦湾を出たところで皆さんとビールで乾杯。
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重須を出て内浦湾を機走中のRose Table号
(2024.02.17_10:05) |
皆さんとビールで乾杯 (2024.02.17_10:24) |
その後、ジブセール&メインセールを揚げて帆走。
風に恵まれおよそ6～7ノットで快走しますが、陽が出ていないので船上は寒いですね。
大瀬崎がはっきり見えてきました。
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| 大瀬崎を望む (2024.02.17_11:23) |
正午近くに大瀬崎にトウチャコ。
桟橋に係留しょうと試みるが波が荒いので諦め、寒いこともあり今回は上陸をせず、重須へ
引き返すことになりました。
寒かったので我々年寄り組は船室にこもり、ホットワインを飲みながら四方山話に花を
咲かせたりしました。
舵を握るRose Tableの船長のA.T-san他若いメンバーの皆さん、サンキューでした。
重須ヨットハーバーには、13時前に帰港。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 重須ヨットハーバーに帰港したRose Table号 (2024.02.17_13:03) |
重須ヨットハーバーを望む (同左) |
K.T-sanのお誘いでハーバーから見える地元の神社へお参りに。
今回は大瀬崎に上陸して大瀬崎神社に参拝できなかったからですね。
鳥居から一直線の急峻な石の階段を上った先にありました。
Google Mapsで調べてみると長井崎弁天島神社とのことでした。
弁天(島)神社は島、海や湖の近くに祀られているので納得しました。
祀られているのは水の神様、弁財天でしょう。 出船入船を見守る守護神ですから。
ヨットの安全航海を祈念してきました。
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ヨットハーバーから見える神社の鳥居(2024.02.17_13:27)
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鳥居から石の階段を上ると神社
(2024.02.17_13:13) |
丘の上の長井崎弁天神社にて(2024.02.17_13:15)
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ヨットの船室では皆さんが昼食中とのことで、我々も加わりました
Ms.T.Sが調理してくれた温かい豚汁でおにぎりをよばれました。
いやあ、美味しかった、体が温まりましたよ。
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| おにぎりと温かい豚汁で昼食 (2024.02.17_13:53) |
この後、3台の車に分乗して新年会のもう一つの会場、大仁にある伊豆温泉村 ホテル・オリーブの木 へ。
朝、大渋滞を経験したので一般道を避け、狭くて落ち葉に溢れていましたが、林道を選択。
林道から一般道に出ると、狩野川の堤では早咲きの河津桜が満開でお花見客で賑わっている
のが見えました。
渋滞の原因はこれなんだと思いましたよ。
おかげでスムースにホテルに到着。
ここは、新年会の会場として利用したことのある御殿場のホテル「時之栖」の姉妹ホテルでした。(diary.964)
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| タイの寺院風のホテル管理棟 (2024.02.27_15:37) |
ドーム型のコテージタイプの客室群
(2024.02.17_15:53) |
ご覧の通り、コテージ風のドームハウスが我々の宿舎です。
ハウスの広さは16畳で4ベッドがしつらえていました。
我々年寄り4人衆が同じコテージでご一緒させていただきました。
若い皆さんもここに集まって、しばし、持ち込んだビールやワイン、日本酒を楽しみました。
夕食までの合間に併設の「百笑の湯」へ湯浴みに。
源泉掛け流しで、大浴場、露天風呂には炭酸泉(ラムネ風呂)、上州草津の湯などバリエー
ション豊かな温泉でリラックス。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
18:30～、皆さんと夕食。
地ビールで乾杯後、温泉村オススメNo,1 ♪ 特別夕食の『プチ懐石料理』。?
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| 今日の夕食のは『プチ懐石料理』 (2024.02.17)_18:48 |
夕食後は恒例の二次会です。
部屋に戻って参加出来なかったAIOIのメンバーと一杯飲みながらZoomで交歓。
ブルースさんもシドニーから顔を出してくれました。
今年のAIOI 7のセーリングの予定、Notionの運用方法の説明がありました。
お後は持ち込んだアルコール飲料を飲みながら夜中まで歓談。
拙者のように早くから寝床に潜り込むグループも。
いやあ、皆さんよく飲みましたネ!
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2024AIOI新年会の二次会で飲みつくしたアルコール飲料
(2024.02.18_00.10) (Photo by Ms.T.Suzuki) |
朝食の点呼で目覚めました。
よく眠りました、10時間も。
皆さんと揃って朝食後、散会となりました。
今年も皆さん、ヨットライフを楽しみましょう。
宜しくね!
朝日新聞の滋賀版で「地酒と食 味わう鉄旅」というタイトルの記事を読み、拙者も参加
してみようと思って主催者に予約の電話をしてみました。
拙者の希望日は、このイベントの最終日の3月3日でしたが、すでに満席で空いているのは
キャンセル待ちの2月10日と2月11日にそれぞれ空きが一つあるだけとのことでした。
いやあ、驚きましたネ!
そんなに好評とは思ってもみませんでした。
世の中には呑み助が多いのですね。
この機会を逃すわけにはいかないので、2月11日(日)にすかさず予約を入れました。
新聞によるとイベントの概要は以下の通りです。
近江鉄道(本社・彦根市)が1月27日から、車窓を満喫しながら地酒や弁当を楽しめる
「近江の地酒電車」と称して運行するイベントです。
3月3日までの土日祝日に１日1便、計14便。
冨田酒造(長浜市)、畑酒造(東近江市)、美冨久酒造(甲賀市)、北島酒造(湖南市)など県内
11蔵元の地酒が用意される。
通常運行は定員72人で7500円。 12銘柄(1銘柄は日替わり)の地酒を楽しめ、近江牛の
ローストビーフなど特産料理が入った弁当が付く。
彦根駅－八日市駅を往復する。 彦根発は午後3時49分。
2月23～25日の３日間はプレミアム運行で定員54人で1万5千円。
22銘柄の地酒を楽しめ、ビワマスの姿焼きなどが入った弁当などが追加。 彦根－近江八幡
を往復する。 彦根発は午後3時8分。
いずれも近江鉄道の一日乗車券付きです。
それにしても、お高いですね!
物価の高騰がこんなところにも及んでいます。
3日前にJR守山駅前の近江トラベル㈱の守山支店でチケット購入
が条件とのことでしたのでわざわざ出かけて購入しましたよ。
そして当日です。
草津駅から新快速電車で約30分。
集合時間である15:30の10分前には、集合場所である近江鉄道彦根駅のプラットホームに
到着。
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| 近江鉄道彦根駅改札 (2024.02.11_15:23) |
近江鉄道彦根駅構内を望む (2024.02.11_24) |
ところで、近江鉄道ですが、琵琶湖の湖東の長閑な田園地帯をネットワークする西武鉄道
グループのローカル鉄道なんですよ。
しばらくして、地酒電車も構内に入り待機しています。
先頭列車の正面には「近江の地酒電車」という愛称札が見えます。
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| ２両連結の地酒電車を望む (2024.02.11_15:35) |
すでに参加者と思しき人々がホームにたむろしていました。
手続きを済ませて拙者の車内での座席表をいただきました。
こんな風になっていました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
待機していた地酒列車が彦根駅の1番ホームに入線してきました。
拙者は座席通り2両目に乗り自分の座席へ。
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| 地酒電車に乗り込む参加者の面々 (2024.02.11_15:41) |
列車内後方には、近江の蔵元の菰樽が積まれ、このイベンとの雰囲気を醸し出していました。
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| 地酒電車内に展示された近江の蔵元の菰樽 (2024.02.11_15:43) |
会場の配置ですが、Fig.1の通り、列車の窓側にあるロングシートが我々の座席となり、
車窓と平行して２列にテーブルが設置されていました。
テーブルには酒器に入った11蔵元の純米酒とおつまみの入った弁当が用意されていました。
酒器といっても、底の浅い使い捨てのクリッアコップでしたが。
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| 会場のテーブルに準備された純米酒とお弁当 (2024.02.11_15:44) |
列車は定刻通り、15:49に彦根駅を出発し、ゆっくりと八日市駅へ向かいました。
主催者側の司会者の挨拶に続いて、司会者の乾杯の音頭でイベントがスタート。
おあとは、司会者から「近江の地酒電車」の歴史や蔵元の紹介などこのイベントにまつわるお話
を聞きながら、近江の11蔵元の純米酒を飲み比べました。
その内の1蔵元からは、日替わりで純米大吟醸酒が出されることになっています。
今日は、岡村本家の大吟醸酒 金亀 藍40 生原酒でした。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
蔵元のロケーションです。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
滋賀(近江)のお酒の特徴と歴史は以下の通りです。
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| 滋賀のお酒の特徴と歴史 [出典]「近江の地酒電車」パンフレット |
お弁当の献立は写真の通り、20種類の滋賀の特産品が適量入った酒の肴の料理です。
美味しそうでしょう。
画像をクリックすると大画面でごになれます
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| お弁当のお品書き |
お弁当の料理の外観 (2024.02.11_15:54) |
酒の肴をつまみながら純米酒を味わいながら飲み比べさせてもらいましたよ。
拙者、これまで七本槍(冨田酒造)、喜楽長(喜多酒造)、松の司(松瀬酒造)、御代栄(北島
酒造)の4銘柄は居酒屋で飲んだことがありますが、他は初飲みです。
いやあ、どれも美味しいですね。
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| 列車内のイベント風景 (2024.02.11_16:19) |
参加者は、3～5人のグループ、夫婦連れ、恋人同志、個人でした。
拙者の右隣りは中年のグループ、左隣は京都の向日市から参加したと言う同じ年格好の
男性でした。
彼によると過去に1度参加したことがあり、コロナ収束後に再開されたので今回2度目との
ことでした。
同じ個人での参加で話が合い、２人でお酒談義に花を咲かせながらの呑み鉄旅を楽しみ
ました。
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お酌回りのスタッフ
喜楽町 (喜多酒造)
2024.02.11_16:27) |
お酒が無くなった頃を見計らって、蔵元の法被を身に
着けたお若い女性スタッフが一升瓶片手に交替でお酌回
りのおもてなしをしてれました。
勿論、飲みたい銘柄があれば、お酌にきていただけます。
およそ40分程で折返し駅の八日市駅にトウチャコ。
ここは、トイレ休憩の最初の駅でもあります。
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| 折返し駅の八日市駅 (2024:02.11_16:33) |
これまで、11銘柄の純米酒を飲み干し、何回かお替わりのお酌もしていただきました。
とにかく飲むことに集中していたので車窓の風景を楽しむ余裕もありませんでしたよ。
16:40、復路につきました。
復路では途中、五箇荘駅(東近江市)と尼子駅(犬上郡甲良町)でトイレ休憩があります。
司会者から引き続き近江の地酒列車についてのお話を聞きながら、地酒を楽しみました。
彼によると参加者の60%が地元・滋賀県内から、残り40%が京都や大阪などの他府県から
の来場者とのことでした。
3/3日(最終日)まで予約は満席とのことで大好評でこのイベントの延長も考えているとか。
イベント風景を以下に。
お酌していただいた銘柄のいくつか。
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松の司 (松瀬酒造)
(2024.02.11_16:42) |
大治郎 (畑酒造)
(2024.02.11_16:47) |
七本槍 (冨田酒造)
(2024.02.11_17:02) |
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| 大治郎 (畑酒造) (2024.02.11_16:47) |
三連星 (美冨久酒造) (2024.02.11_16:50) |
酔いが回ったのか座席で眠っている参加者も。
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| 酔いが回ったのか座席で眠っている参加者も (2024.02.11_16:48) |
お酒で舌が滑らかになつたのか、スタツフと話しがつきない参加者の姿も。
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| 饒舌な参加者に応対するスタッフ (2024.02.11_17:17) |
拙者、今日は家の近場で飲んでいるわけではないので、お酒の量をセーブしなくてはと
肝に銘じてきました。
しかし、美味しいお酒にはついつい負けてしまいます。
ほろ酔い加減になったのか、拙者はスタッフにお願いして記念写真。
ご機嫌さんですね!
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| 隣の参加者と記念写真 (2024.02.11_17:22) |
スタッフと記念写真 (2024.02.11_17:44) |
スタートしてから早くも2時間が経ちました。
夢中になっていると時間の過ぎるのも早いですね!
司会者からお開きの挨拶です。
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| 司会者からお開きの挨拶 (2024.02.11_17:50) |
そして、定刻の17:53、彦根駅に戻ってきました。
いやあ、2時間の愉快な呑み鉄本線・近江旅でした。
来年も是非参加したいと思っています。
余談になりますが、主催者のパンフレットの中に、日本酒についての基本的な解説があり
ました。 拙者も含め皆さんにも参考になると思い以下にアップしておきます。
日本酒を召し上がるときの参考になさって下さい。
1)日本酒用語について
画像をクリックして大画面でご覧下さい
先日、「円空の祈り刻む神仏160体を展示」という見出しで展覧会を紹介する新聞記事を
読みました。
展覧会のタイトルは掲題のとおりです。
暦男を自称する拙者てすが、これまで円空作の仏像を見たことがなかったのです。
絶好の機会でしたので出かけてきました。
会場は大阪市阿倍野区のあべのハルカス美術館です。
なんでも当美術館の開館10周年を記念して開催されるそうです。
お昼過ぎにに自宅を出て草津?(JR)?大阪?(地下鉄御堂筋線)?天王寺のルートで
片道1時間50分かかりました。
あべのハルカス前の街の景色です。
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| あべのハルカス前の街角風景 (2024.02.03_14:12) |
美術館はあべのハルカス16Fにありました。
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| あべのハルカス美術館 (2024.02.03_14:20) |
入館券(一般/当日)は1,800円もしましたよ。
諸物価の高騰は美術館にも及んでいました。
展覧会のリーフレットを貰い館内へ。
リーフレットによると展示区分は以下のように5章に分かれて
おり、順路に従って観覧しました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
さて、皆さんに円空について概略の説明をしておきましょう。
・江戸時代前期(寛永9年<1632年>～元禄8年<1695年>)の修験僧、仏師、歌人。
・生地; 美濃国(岐阜県)、 没地; 美濃国関・弥勒寺(現・岐阜県関市)
・特に、各地に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残した。
・一説には生涯に約12万体の仏像を彫ったと推定され、現在までに約5,300体以上の
像が発見されている。
・円空仏は全国に所在し、北は北海道・青森県、南は三重県・奈良県まで及ぶ。
・多くは寺社、個人所蔵がほとんどである。
・その中でも、愛知県、岐阜県をはじめとする各地には、円空の作品と伝えられる木彫りの
仏像が数多く残されている。
以上、Wikipedia/円空 より抜粋。
詳しくは、上記Wiki/円空 をご覧ください。
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展示場へ入ると、いきなり大きな金剛力士像が。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 金剛力士(仁王)像(吽形) |
金剛力士(仁王)像(吽形)の背面 |
| 岐阜県・千光寺 貞享2年(1685年)頃 |
千光寺とは、飛騨高山にある円空仏の寺として知られる真言宗の古刹。
仁徳天皇の御代、今から1600年前に飛騨の豪族 両面宿儺（りょうめんすくな）が開山し、約1200年前に真如親王が建立された古刹。
「円空仏の寺」としても知られ、大慈門の近くに「円空仏寺宝館」があり、館内には六十三体の円空仏と寺宝の一部が展示開放されています。
円空像です。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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↑ 近世畸人伝 伴蒿蹊著
(京都府立京都学・歴彩館)
←円空像 千光寺蔵、大森旭亭画
(2024.02.03_14:27)
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近世畸人伝とは、円空没後100年近くたった寛政2年(1790年)に国学者・文筆家
である伴蒿蹊が著した書物。
有名、無名を問わず、風変わりだが天の意思にかなった人物約100人の伝記を収録。
円空の人となりや飛騨の千光寺の住職・舜乗との交友についても記されている。
この頁では、飛騨の千光寺の立木に彫刻する円空の挿絵が描かれている。
尚、ここからの会場内の写真撮影は禁止されていたので、残念ですが展示の仏像等をアップ
できません。 主たるものは資料などからアップしております。
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護法神像(荒神像)
奈良県・栃尾観音堂
(当美術展案内チラシより) |
寛文11年(1671年)、円空は大和国の法隆寺にに住していた巡堯
春塘堯より法相宗の法経に連なる僧であると認められた。
更に吉野大峰山で越冬参籠も修め、その後修験の行者として修行
を積み重ねた。
その間に円空仏の作風が、すべすべとした丁寧な作風からよりごつ
ごつとした大胆な作風へと変化していった作品を紹介している。
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不動明王及び二童子立像、栃木県
清龍寺(当美術展案内チラシより) |
延宝7年(1679年)、近江国の園城寺に住していた尊永より天台宗
寺門派の密教の法を継ぐ僧であることを認められた。
白山神の宣託(「円空の彫る像は仏そのものである」)を受けて確信
を深め、ますます精力的に造仏活動を行った50歳前後の円空仏像
が展示されている。
ここでは、円空が住職の舜乗と意気投合し、しばしば滞在した飛騨の千光寺に伝わる円空仏の数々を紹介している。
ここからは写真撮影が許可されていましたので、代表的な円空仏の
数々をご紹介しましょう。
両面宿儺坐像です。
両面宿儺とは、仁徳天皇の時代の飛騨に現れたとする異形の人物、
もしくは鬼神である。 『日本書紀』において武振熊命に討たれた逆賊
とされているが、飛騨や美濃では土地を開拓し豊かさをもたらした英
雄として伝えられている。 千光寺の開基者と伝わる。
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| 両面宿儺坐像 岐阜県千光寺 貞享2年(1685年)頃 (2024.02.03_14:59) |
観音三十三応現身立像 ;
近隣の村人が病気のときには借り出して平癒を祈ったという。 単純化されているが、自ずと
1体ずつの個性が表れている。
菩薩立像(神像) ;
神像とされているが、頭上の突起は冠や烏帽子ではなく、菩薩像の可能性が高いと考えられて
いる。 護法身立像と同じ材から作られている。
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観音三十三応現身立像 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:03) |
菩薩立像(神像) 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:04) |
不動明王及び二童子立像 ;
1材を半分に割り、木の表面側から不動明王立像を作り、残りの材からさらに半分に割って
それぞれの木の芯側から二童子(制?迦童子、矜羯羅童子)像を作る。
十一面観音菩薩坐像及び両脇侍立像 ;
下保白山神社に伝わった三尊像。 白山三所権現の主神・白山妙理権現の本地仏の十一面
観音とその脇侍として作られた。
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不動明王及び二童子立像 千光寺 貞享2年(1685年)頃
(左)制?迦童子、(中)不動明王、(右)矜羯羅童子
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:05)
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十一面観音菩薩坐像及び両脇侍立像
千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:06)
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難陀龍王像・跋難陀羅王像 ;
1材を34分割したうちの2材から作られている。 それぞれ「八大難陀龍王」、「八大龍抜難陀」
の墨書がある。
狛犬 ; 下保白山神社に伝わった狛犬。 頭上の三角帽子のように見える尖りは角を表わすので
あろう。 胴部には渦状の雲のような文様を表す。
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難陀龍王像・跋難陀羅王像
千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:08)
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狛犬 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:09) |
烏天狗立像 ; 尖った嘴を持った顔つき。 このような像は迦楼羅とも呼ばれている。
賓頭盧尊者坐像 ; 円空が自身の姿を彫ったとも伝えるが、表面には永年撫でられてきたような
艶があり、「撫で仏」賓頭盧尊者の像であろう。
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烏天狗立像 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:09) |
賓頭盧尊者坐像 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:12) |
護法神立像 ;
1本の材を４つに割り、木裏を前面にして作る。 この像とほぼ同寸、同じ像容2体の像が高山
市飯山寺にもあり、千光寺像と同材で作られたとの伝承がある。
十一面観音三尊像 ;
岐阜県関市の高賀神社蔵。 円空ゆかりの神社であり多数の円空仏が奉納されているうちの
一つである。
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護法神立像 千光寺 貞享2年(1685年)頃
岐阜県指定文化財 (2024.02.03_15:09) |
十一面観音三尊像 岐阜県・高賀神社
(左)善財童子立像、(中)十一面観音立像、
(右)善女龍王立像
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旅し、神仏を彫り、祈ることを生涯続けた円空の最後の10年間に焦点を合わせ、飛騨や美濃
地方に残る円空仏を展示している。
約90分かけて見学させていただきました。
皆さんもご覧になられて分かると思いますが、円空仏には以下のような特徴がありますネ!
・とにかくデザインが簡素です。
・一刀彫りという独特の彫り方です。
・ゴツゴツとした粗くて鋭い彫りですが独特のほほ笑みをたたえています。
加えて、よくもこんなに大量に彫ったものだというのが拙者の感想です。
せっかくですので60Fのハルカス展望台へ行こうとしたら、なんと有料(1,800円)とはびっくり
仰天。
ということで、美術館と同階にある屋外庭園から展望しました。
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| 16Fの屋外庭園 (2024.02.03_15:47) |
屋外庭園からの眺め (2024.02.03_15:48)_ |
この後、お腹が空いたこともあり、とりあえず梅田まで戻りました。
地下鉄梅田駅改札の近くのリンクス梅田の飲食店街「おいしいもの横丁」へ。
「もつ焼 もつ福」に入り、円空展の余韻に浸りながら一杯やりましたよ。
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| リンクス梅田・おいしいもの横丁の「もつ福」にて (2024.02.03_16:43) |
今日は充実した一日でした。
今年最初のゴルフコンペ(1月29日)に参加しました。
主催者は拙者がちょくちょく通う割烹料理店「大喜」です。
ちょうど1週間前に案内状をいただきましたが、即決で参加を決めました。
昨年10月の懇親ゴルフ(Diary-2.1135)以来、ゴルフ場でプレーしたことがなく久しぶり
です。
そんな状態での参加ですから、コンペでご迷惑を掛けないように急遽にわか仕込みですが、
ゴルフ練習場へ通いましたよ。
それも、スイングの安心感を少しでも持てるようにコンペまでの1週間に3度も。
とにかく、固い体を和らげるとともに、そこそこの飛距離や方向性が出せるように主眼を
置いて。
しかし、ドライバーのコントロールが今一つでしたが、よく球を見て振りぬけばそれなりの
結果が出ることを再確認。
そして、今日はコンペ当日です。
会場は比良山麓にある比良ゴルフ倶楽部です。
近くにお住いのメンバーのA.N-sanに朝6:45にピックアップしてもらい他のメンバー
2人と一緒にゴルフ場へ。
メンバーの話によると、昔は県内では名門ゴルフ場だったがアコーディア ゴルフに買収され、
更にそのアコーディア ゴルフもMBKパートナーズの完全子会社になったそうです。
天気予報通り晴れ、気温10℃でこの時季にしてはゴルフ日和と言っていいでしょう。
とは言っても、寒さ対策として薄手のダウンを着てプレー。
今回は3組(10名)がエントリー。 第1組が8:15にINコース No10ホールをスタート。
拙者は第3組でスタートしました。
恥ずかしながら、今日の目標は懸案であるGross≦110です。
鎖骨骨折以来、しばらくスコアが低迷しこれが今の実力なんです。
第3組は女性のMs.K.Aoki(以下、K.A-san)を含め知り合いのメンバー4人です。
No10(389Yard、PAR=4)、ドライバーショットは右ラフに捕まりダブルボギーのスタート
でした。
No11(169Yard、PAR=3)、ワンオンせずボギー。
この後のNo12 (488Yard、PAR=5)とNo13 (369Yard、PAR4)の2ホールでOBを
出し大たたきしてしまいました。
パートナーのK.A-sanから「振りぬいてシヨットしなさい」と助言をいただきました。
気持ちでは分かっているつもりですが、そのようになっていないようです。
以降、意識してショットしたところ改善され、大たたきがなくなりました。
このゴルフ場は琵琶湖と比良山系を楽しめる丘陵コースです。
No15(139Yard、PAR=3)のテイーイングエリアからは、雪を抱いた比良山系の美しい
景色が望めました。
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| INコースNo15ホールを望む (2024.01.29_09:37) |
その後、ボギーとかダブルボギーで午前中のINはScore=55でした。
昼食を挟んでOUTコースをスタート。
お昼になると陽射しもあって暖かくなりました。
No2で再びOBを出したり、No9ではバンカーに捕まりバンカーショットがトップなったりして
再び大叩きしました。
いずれもロングホールでしたので、もったいないことでした。
結局、OUTのScore=54でしたが、目標のGross≦110をかろうじて達成!!!
拙者のScoreの詳細は以下の通りでした。
(Yardage; Yard)
| Course |
Hole No |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
Gross |
| OUT |
Yardage |
391 |
491 |
376 |
139 |
358 |
323 |
281 |
180 |
513 |
3,052 |
| PAR |
4 |
5 |
4 |
3 |
4 |
4 |
4 |
3 |
5 |
36 |
| Score |
5 |
8 |
5 |
4 |
8 |
6 |
6 |
4 |
8 |
54 |
| Course |
Hole No |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
Gross |
| I N |
Yardage |
389 |
169 |
488 |
369 |
364 |
139 |
319 |
335 |
472 |
3,044 |
| PAR |
4 |
3 |
5 |
4 |
4 |
3 |
4 |
44 |
5 |
36 |
| Score |
6 |
4 |
9 |
8 |
6 |
4 |
6 |
6 |
6 |
55 |
スタート時間が早かったので、13:50にはホールアウト。
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| ゴルフ場を望む (2024.01.29_13:55) |
ラウンドを終えて (2024.01.29_13:56) |
お風呂に浸かってさっぱりしてゴルフ場を後にしました。
表彰式をかねた懇親会は17:00から大喜で行われました。
フグとクエの鍋パーティーです。
ビールで乾杯して鍋をつつきながらワイワイがやがやと今日のプレーについて賑やかな会話が
飛び交いました。
配布されたコンペ(競技方式=Wペリア)の成績表は以下の通りでした。
| Rank |
Player |
OUT |
I N |
Gross |
HDCP |
NET |
| 優勝 |
Mr.A.Nozoe |
44 |
52 |
96 |
21.6 |
74.4 |
| 2 |
Mr.T. Nakamura |
50 |
52 |
102 |
26.4 |
75.6 |
| 3 |
Mr.T.Tanaka |
47 |
48 |
95 |
19.2 |
75.8 |
| 4 |
Mr.K.Shiroishi |
48 |
46 |
94 |
14.4 |
79.6 |
| 5 |
IMs.K.Aoki |
49 |
44 |
93 |
12.0 |
81.0 |
| 6 |
Inachan |
54 |
55 |
109 |
26.4 |
82.6 |
| 7 |
Mr.T.Nozoe |
61 |
59 |
120 |
36.0 |
84.0 |
| 8 |
Mr.S.Yamamoto |
47 |
53 |
100 |
15.6 |
84.4 |
| 9 |
Ms.R.Watanabe |
58 |
62 |
120 |
33.6 |
86.4 |
| 10 |
Ms.R.Sukino |
66 |
58 |
124 |
36.0 |
88.0 |
表彰式の風景です。
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| 優勝のＡ．Ｎ－ｓａｎ |
2位のT.N-san |
3位のK.S-san |
Ms.R.Sが差し入れしてくれた地酒も飲ませていただきました。
美味しかった！ ありがとう!!!
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| 地酒を差し入れてくれたとR.S嬢とT.N-san (2024.01.29_17:39) |
残念ながら拙者の順位は上記の通りで、ドラコンもなければニアピン賞もなく、参加賞の
ゴルフボールをいただきました。
地元の皆さんとの楽しいゴルフコンペでした。
久し振りのプレーでしたが懸案の目標も達成。
次回からの目標設定もGross≦105と決め、徐々に往年のGross≦100を目指したいと
思っています。
ゴルフシーズンに向け、練習、練習、また練習ですね。
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