八阪神社拝観後、四天王寺へ向かいます。
地下鉄なんば駅へ戻り、千日前線の谷町九丁目駅経由、谷町線で四天王寺前夕陽丘駅まで
約30分。
ここから歩いて4分ほどで四天王寺に着きました。
拙者、四天王寺拝観は初めてです。
拝観の動機は、たまたまロケーションが八阪神社から近かったこと、又かってdiary-2.1046
「妙心寺 黄鐘調の鐘」で記載した吉田兼好「徒然草津」の220段で登場した天王寺(四天王寺)
六時堂の前にあった黄鐘調の鐘を思い出したからです。
(注1)黄鐘調; 雅楽に用いられる六調子の中の一つで、オーケストラの最初の音合わせに用いられる音階、つまり
基本となる音。
(注2)黄鐘調の鐘; ここでは、「黄鐘調」と音階が同じである鐘であることからこう呼ばれる。
ここで四天王寺について簡単に触れておきましょう。
推古天皇元年(593年)に聖徳太子によって創建された日本初の官寺(国立の寺院)。
日本書紀による創建の経緯については、ココをクリックしてご覧下さい。
山号は荒陵山とし、本尊に救世観音菩薩(創建当初は四天王)を祀る和宗の総本山寺院。
(和宗とは既存の仏教宗派に属さない独立宗派。)
伽藍配置は「四天王寺式伽藍配置」と言われ日本では最古の形式です。
(以上、「和宗総本山 四天王寺」HP」/境内のご案内/ Wikipedia「四天王寺」より)
乾門から入り境内を進むとこんな「ちえの輪」がありました。
この輪をくぐるとさらに大きな知恵を下さるとのことで、この歳ですが案内通りにしました。
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| 四天王寺 乾門 (2023.10.12_13:26) |
ちえの輪くぐり (2023.10.12_13:27) |
ちえの輪の前にある「元三大師堂」です。
平安時代の天台宗の座主良源(通称、慈恵大師)を祀るお堂とのこと。
境内を東へ進むと、大黒堂、鐘楼のような外観の英霊堂と続きます。
説明板によると、大黒堂は大黒天を中心に毘沙門天、弁財天の三つの顔を持った三面大黒天が
祀られ又英霊堂はかつて世界一の大梵鐘が釣られていた、戦後、戦没者の慰霊堂として使われ
ているとか。
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| 元三大師堂 (2023.10.12_13:28) |
大黒堂 (2023.10.12_13:29) |
英霊堂 (2023.10.12_13:31) |
警備所で境内案内図をいただき、最寄りの本坊庭園「極楽浄土の庭」を拝観。
庭園の説明は下の庭園略図をご覧下さい。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 四天王寺 本坊庭園「極楽浄土の庭」の略図 (2023.10.12) |
高い拝観料(1000円)を収めて園内へ。
拝観者は少なく貸し切り状態でした。
たまたま入口近くで拝観中の中国女性にお願いして記念写真。
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| 本坊庭園の入口 (2023.10.12_13:39) |
庭園の入口付近で記念写真 (2023.10.12_13:40) |
緑濃い木々に囲まれた川と池のある池泉回遊式庭園内の景色をいくつか。
八角亭は明治36年(1903年)に大阪天王寺会場を中心に開催された第5回内国勧業博覧会で
「小奏楽堂」として建てられた建造物を四天王寺が譲り受けたもの。
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| 釈迦の滝 (2023.10.12_13:42) |
瑠璃光の池 (2023.10.12_13:43) |
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| 八角亭 (2023.10.12_13:50) |
極楽の池に生い茂るハス(蓮) (2023.10.12_13:51) |
庭園内にある湯屋方丈(重文)。
江戸時代初期の元和3年(1617年)、徳川秀忠による再建。
方丈とは住職の居室、湯屋とはお風呂のこと。
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| 本坊庭園内にある湯屋方丈 (2023.10.12_13:52) |
庭園を出て隣りにあるのが五智光院(重文)。
文治3年(1187年)後白河法皇により建立されたのが始まり。法王はここで灌頂(注3)に勤めたとされる。
現在のお堂は元和9年(1623年)に徳川秀忠により再建されたもの。
(注3)灌頂とは、大乗仏教で仏の五智を象徴する水を頭頂に注ぎ、悟りの位に達したことを証する儀式。
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| 四天王寺 五智光院を望む (2023.10.12_13:56) |
ここから、南西へ歩を進め境内の中心部、中心伽藍へと向かいます。
いやあ、四天王寺の境内は広～いですネ!
下に境内案内図を示します。
伽藍入口前の広場に出ると、秋空に五重塔がくっきりと見えます。
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| 伽藍入口(西重門)前の広場から眺めた五重塔 (2023.10.12_14:06) |
伽藍は1945年(昭和20年)の大阪大空襲で焼失後、1963年(昭和38年)に再建された鉄筋
コンクリート造の建築群ですが、創建当初の伽藍配置、建築様式を踏襲して建立されています。
この伽藍配置は、歴史教科書で習ったいわゆる「四天王寺式
伽藍配置」で、南から北へ中門(仁王門)、五重塔、金堂、講堂を
一直線に配置し、中門の左右から出た回廊が講堂の左右に達す
る配置です。
中心伽藍の拝観券を購入し中へ入ります。
眼前に五重塔が華麗に聳え立ち威容を誇っていました。
訪日外国人観光客が多いのには驚きでした。
推古天皇元年(593年)聖徳太子の創建以来、度重なる天災
戦火により再建が繰り返され、現在の塔は8代目。
鉄骨鉄筋コンクリート造(屋根は本亙葺)、塔の総長39.2m、相輪の長さ12.3m。
外観は法隆寺五重塔に倣い飛鳥様式の優美さを伝えている。
舎利塔が奉安されている5重目までは螺旋階段で上れ、塔内の壁画は山下摩起画伯の筆で、
中心壁画に釈迦三尊像(南)、弥勒三尊像(北)、薬師三尊像(東)、阿弥陀三尊像(西)の四方四仏
が描かれている。 (以上、「四天王寺」リーフレットより)
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| 四天王寺五重塔 を望む (2023.10.12_14:08) |
金堂。
昭和36年(1961年)の再建だが創建当初の姿を再現している。
入母屋造で屋根は上下二重で錣葺(注3)とし鴟尾(注4)を乗せる。 外観は法隆寺金堂に似るが、裳階(注5)を付さない点が異なっている。 内部中央には本尊救世観音菩薩像が安置され、その四方に四天王像が立つ。 周囲の壁面には中村岳陵筆の「仏伝図」の壁画がある。
(以上、Wikipedia「四天王寺」より)
(注3)錣葺(しころぶき)とは、古い屋根形式の一種で、大棟から軒まで１枚の
面ではなく、一段の区切りをつけてすぐその下から軒までを葺く形式。
兜の鎧のように途中で流れを変えた屋根の葺き方。
(注4)鴟尾(しび)とは、中国系の建築物の大棟の両端に飾られる装飾品。
当初は火災よけのまじないとして使用されていたと推定されている。
日本でも飛鳥時代から平安時代までの宮殿や寺院建築によく見ら
れる。
(注5)裳階(もこし)とは、仏堂、塔、天守等で軒下壁面に付いた庇(ひさし)状
の構造物。
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| 四天王寺金堂 を望む (2023.10.12_14:15) |
講堂。
入母屋造り単層。 堂内の西側を「夏堂」、東側を「冬堂」と称し、それぞれ阿弥陀如来坐像、十一面観音立像を本尊とする。 周囲の壁面には郷倉千靭筆の「仏教東漸」の壁画がある。
(以上、Wikipedia「四天王寺」より)
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| 四天王寺講堂 を望む (2023.10.12_14:15) |
クローズアップした回廊。
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| 四天王寺の中心伽藍を囲む回廊 を望む (2023.10.12_14:19) |
四天王寺式伽藍配置(部分)の写真です。
右から中門(仁王門)、五重塔、金堂(この後ろに講堂がある)が一直線に並んでいるのがわかり
ますね。
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| 四天王寺式伽藍配置の一端を望む (2023.10.12_14:22) |
中心伽藍の外に出て、まだ拝観してないところを見て歩きました。
阿弥陀堂(念仏堂)。
現在のお堂は昭和28年(1953年)に四天王寺末寺である三重県国束寺の本堂を移築したもの。
阿弥陀如来像を本尊とする。 (以上、Wikipedia「四天王寺」より)
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| 四天王寺阿弥陀堂 を望む (2023.10.12_14:25) |
聖徳太子像ではなく、こんな弘法大師修行像がありました。
弘法大師は聖徳太子を讃仰され、若き日に四天王寺に詣でて、西門にて入日を拝する日想観を
修された。この機縁により毎月21日に大師会としてのお詣りが江戸時代より盛んになったと言わ
れている。
(「和宗総本山 四天王寺」HP」/今月の行事より)
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弘法大師修行像
(2023.10.12_14:27) |
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西大門(極楽門)。
昭和37年(1962年)に松下幸之助氏の寄進により再建。 極楽に通ずる門の意味から通称
極楽門と呼ばれている。 この場所で西に落ちる夕日に顔を向けながら日想観(注6)が行われる。
(以上、Wikipedia「四天王寺」より)
(注6)日想観とは、浄土教の仏事で瞑想法の一種。 西の空に沈む太陽を見て極楽浄土を観想するというもの。
四天王寺周辺は夕陽の名所として有名で、四天王寺では長く親しまれてきた行事だそうです。
極楽門から西にある石の鳥居の向こうを見るとちょうどその中に夕日が沈む様子が見えるという。
そういえば、最寄りの地下鉄の駅名は「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」でしたネ!
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| 四天王寺極楽門 を望む (2023.10.12_14:29) |
南大門。
四天王寺の正門で、現在の門は昭和60年(1985年)に再建された。
内部には熊野権現礼拝石が玉垣内に鎮座している。 往古より熊野詣にはまずこの場所で熊野を
遙拝し、道中の安全を祈り、熊野街道を南へ向かったと言われている。
(「和宗総本山 四天王寺」HP」/境内のご案内より)
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| 四天王寺南大門 を望む (2023.10.12_14:33) |
中心伽藍の外から眺めた中門(仁王門)です。
大日本相撲協会による寄進。門の正面左右には伽藍の守護神である金剛力士(仁王)像を安置
する。 大仏師、松久朋琳・宗琳両師の作である。入母屋造単層で、屋根は段差を付けて亙を葺く
「錣葺(しころぶき)」とし、棟上に鴟尾(しび)を乗せる。 。 仁王像の大きさは奈良・東大寺南大門
仁王像に次ぐものである。
(以上、Wikipedia「四天王寺」より)
正面から見ると、仁王門の屋根の上に五重塔の相輪が重なって見えます。
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| 四天王寺中門(仁王門) を望む (2023.10.12_14:34) |
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| 密迹金剛力士(みつしゃくこんごうりきし)(吽形像) |
那羅延堅固王(ならえんけんごおう)(阿形像) |
そして六時堂(六時礼賛堂)(重文)です。
入母屋造、瓦葺き。 元和9年(1623年) 徳川秀忠による建立。以前の六時堂が焼失した後、
椎寺・薬師堂(境内北西、大江小学校付近にあった)を移築したものである。 椎寺とは天慶6年
(943年)に建立された四天王寺の別院であり、薬師堂と普門院(現、元三大師堂)からなって
いた。 六時堂の堂内には薬師如来坐像と四天王像が安置されている。
(以上、Wikipedia「四天王寺」より)
昼夜６回にわたって諸礼賛をすることから、六時礼賛堂の名がある。
修正会(注7)・聖霊会(注8)などの大法要はこのお堂にて行われます。
(「和宗総本山 四天王寺」HP」/境内のご案内より)
(注7)修正会とは、「過ちを改め、正しきを修めるの意」で、元々はその年の天下泰平・五穀豊穣を祈る法要。
元旦～14日まで。 参拝者にとっては、去った年の反省と新たな決意をし、希望に満ちた一年の門出のための
お参りであり、これが一般に「初詣」と呼ばれる。
(注8)聖霊会とは、聖徳太子の命日法要。
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| 四天王寺六時堂(六時礼賛堂) を望む (2023.10.12_14:45) |
冒頭で述べた「徒然草津」の220段で登場した天王寺(四天王寺)六時堂の前の黄鐘調の鐘は
きっとこの近くにあったのだろう。
それらしき鐘楼は二つありました。 北鐘堂(きたかねどう)と太鼓楼(たいほうろう)です。
北鐘堂は正式名を黄鐘楼(おうしょうろう)という。
北鐘堂の鐘の音は極楽浄土まで響くと伝えられ、日々、先祖供養のために多くの人が鐘を鳴らし
ています。
拙者、おそらく北鐘堂の鐘が徒然草220段に出てくる「黄鐘調の鐘」だろうと推定しましたよ。
太鼓楼は、もともと、時刻を知らせる太鼓を鳴らすお堂でしたが、再建の際には
北鐘堂と同じ黄鐘調(おうしきちょう)の鐘が設置されました。
ご本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 北鐘堂を望む (2023.10.12_14:01/14:40) |
太鼓楼を望む (2023.10.12_14:47) |
石舞台(重文)。
六時堂の手前にある「亀の池」に架かっている石橋に組まれた舞台で、元和9年(1623年)に
徳川家康により造営されたものだが、現在のものは文化5年(1808年)に再建された。
寸法は南北12.7m、東西9.9m。
(以上、国指定文化財等データーベース/写真・四天王寺石舞台の説明板より)
毎年4月22日に聖徳太子を偲んで行われる聖霊会舞楽大法要の際には、古来よりの作法に
のっとり舞台上で舞楽が舞われます。 側面に彫られた「舞台講」とはこの舞台再建に寄進の労
をとった大阪の材木問屋の集まり(講)の名称です。
(以上、「和宗総本山 四天王寺」HP」/境内のご案内より)
吉田兼好は「徒然草」220段で、「何事も、辺鄙な片田舎は下品で見苦しいが、天王寺の舞楽だけ
は、都に勝るとも劣らない」と述べている。
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| 石舞台の説明板 (2023.10.12_14:45) |
六時堂手前の石舞台に刻まれた「舞台講」 |
最後は宝物館(入場料/500円)に訪れました。
「四天王寺の菩薩たち」と題して名宝展が開催されていました。
「-元和ヨリ令和ヘ-伽藍ノ変遷ヲ辿ル」も同時開催中でした。
主な展示品について、宝物館の解説パンフレットから抜粋してアップしておきます。
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菩薩半跏像(試みの観音)
(白鳳時代) |
菩薩半跏像(白鳳時代) |
木造地蔵菩薩坐像(鎌倉時代)
彩色截金、総高162.2 |
菩薩半跏像(試みの観音)は金堂本尊の救世観音を作るために試みに造られたと伝承されて
いる。 もう一つの同じスタイルの菩薩半跏像は、残念なことに火災に遭って焼けた部分が大きく
残されています。
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↑ 聖徳太子絵伝断簡[四天王寺建立]
絹本着色 31.6×77.0
(南北朝時代)
絵伝に描かれている四天王寺建立の場面です。
画面左(西)端から鳥居、西大門、中心伽藍、画面右上に鼓楼、
亀井堂、画面右下に聖霊院と門を俯瞰的に描いている。
← 聖徳太子・文殊菩薩相見図 (室町時代)
絹本着色 81.5×41.8
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3分ほど展示品を見学して四天王寺拝観は終了。
とにかく四天王寺は広く、多くの堂宇があるので見て回るのに約2時間かかりました。
15:30に四天王寺を離れ家路につきました。
スマホのヘルスケアのデーターによると、本日の歩行距離は9.1Km、歩数は14,140歩でした。
久々に歩きました!
さすがに、ふくらはぎに少し痛みが出て、疲れましたワ!
先日放映された「Youは何しに日本へ?」の番組で、訪日外国人が多く訪れるスポットとして
大阪の難波八阪神社が紹介されていました。
この番組はテレビ東京系列で毎週月曜日よる6時25分から放映されているドキュメントバラエ
ティーです。
関西ではテレビ大阪が放映しています。
彼等の観光、仕事、留学などの目的を空港で直撃取材した面白いインタビューが楽しめるので
拙者も時間が合えば良く見る番組なんです。
彼等が難波八阪神社を訪れるのは、境内にある巨大なオブジェ「獅子殿」が目当てとのよう
です。
拙者もこんな奇抜な神社があるのかと思い、野次馬根性で見たくなり早速出かけてきましたよ。
ここだけじゃつまらないので、近くにある四天王寺も拝観しました。
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| 大阪ミナミ散策(難波八阪神社⇒四天王寺)ルート (2023.10.12) |
草津駅から新快速で大阪駅へ出て、あとは上のGoogle Mapの通り大阪市営地下鉄を利用
しました。
先ずは、なんば駅近くの八阪神社に立ち寄りました。
地下鉄四つ橋線なんば駅から徒歩7分。
いやあ、驚きましたネ!
途中、八阪神社に向かうYou、見終えて帰ってくるYouが何人も歩いているではありませんか。
神社は大小のビルが林立する賑やかな街の中にありました。
西側の鳥居のある入口から境内に入りました。
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| 地下鉄なんば駅出入口 (2023.10.12_12:06) |
八阪神社西側入口 (2023.10.12_12:20) |
境内を進むと参拝客というよりは巨大オブジェ、獅子殿の獅子頭を目当ての見物客である
訪日外国人のYouが多数。
写真を撮っているYouの方に近づくと、ありましたありました!
ユニークな巨大獅子頭がド～ンと。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 獅子殿の獅子頭 (2023.10.12_12:22) |
獅子殿の前で記念写真 |
1945(昭和20)年の大阪大空襲で被災し、詳しい資料が現存しないが、言い伝えによると仁徳
天皇(313～399年)の時代、この付近一帯に疫病がはやりだしたところ、牛頭天王(注1)が現れたのでこれを祀ったのが神社のはじまりとされているとのこと。
(注1)牛頭天王; 本来はインド祇園精舎の守護神だが、悪疫を防ぐ神として日本では京都祇園の八坂神社など
に祀られる。 牛の頭と赤い角を持つ姿で表される。 (牛頭天王 - Wikipedia)
総本山は京都の八坂神社。 大阪の「阪」にちなんで八阪神社とつけられた。
1974年(昭和49)年に本殿や獅子殿が建てられた。
獅子殿は、高さ12m、幅11m、奥行き10m。
獅子の大きな口が邪気を飲み込むことから、勝運(商運)、学業向上、合格、就職などを祈願する
ために参拝されているとのことです。
最近では、獅子殿がインスタ映えするということでSNSで大人気になつているようです。
境内の写真をいくつか。
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| Youで賑わう獅子殿前 (2023.10.12_12:20) |
本殿 (2023.10.12_12:21) |
南側、東側、西側と3つの石の鳥居が。
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| 南側の鳥居 (2023.10.12_12:23) |
東鳥居側から獅子殿を望む (2023.10.12_12:29) |
驚いたことに、なんと境内の絵馬は外国人による祈願がほとんどで、英語や中国語etcで書かれ
ていました。
拙者、難波葱なんて知らなかったのですが、今やなにわの伝統野菜として復活していて、この地がその発祥の地だったようです。
境内には摂社・末社がいくつかありますが、その一つ篠山神社。
この難波の青物立売市場の公認に尽力し、難波の発展に貢献した大坂代官、篠山十兵衛景義の
遺徳を顕彰するために創建されたとのこと。
彼は佐渡金山奉行となり幕府財政に貢献したとか。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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難波葱発祥の地の石碑
(2023.10.12_12:35)
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難波八阪神社の末社である篠山神社&由緒 (2023.10.12_12:36)
(参考)難波八阪神社の摂社・末社 |
約20分程拝観して、次の訪問地、四天王寺に向かいました。
続く diary-2.1138 / 「大阪ミナミ散策(2/2) 四天王寺拝観」
English Wtopics-2.309_Oct.12,2023 / “Stroll around Osaka Minami (1/2)
-Visiting Namba Yasaka Shrine with its huge object-”
先月、敬老の日に町内会からの記念品とともに草津市長や草津市社会福祉協議会からの
お祝いメッセージを頂戴しました。
画像をクリックすると大画面でご覧になれます
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| 町内会からの記念品 (2023.10.11_13:57) |
草津市長&草津市社会福祉協議会からの
お祝いのメッセージ |
そして、今日は草津市から生活応援商品給付金を頂戴しました。
給付内容は商品券【5,000円分(1,000円分×5枚】です。
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| 草津市から給付された生活応援商品券 (2023.10.11_13:54) |
この給付金の目的は、新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金を財源として、エネル
ギー価格等の物価高騰に伴い、家計への影響が大きい75歳以上の市民の生活を応援するため
とのことです。
人口に応じて国から出される地方創生臨時交付金は、活用方法が自治体に委ねられている
こともあり、全国的に自治体がこれを財源として地域商品券やプレミアム付商品券を発行してい
るようです。
商品券はJCBギフトカードですので草津市内だけでなく全国の指定ショップで使えるのでとても
便利ですね。
ロシアのウクライナ軍事侵攻後の原材料価格の高騰が影響して、ここ1～2年の間にほぼ全て
の生活必需品が値上がりしていて年金生活者にはとても助かります。
感謝しております。
昔の会社の同僚のMr.Y.Kaneko(以下、Y.K-san)のお誘いで、ここ2年間ほど懇親ゴルフ
に参加させていただいています。
といっても、大勢でのゴルフコンペではなく営業時代の同僚4人との懇親ゴルフです。
これまでは、大厚木CC本コースでしたが、今日はお隣の姉妹コースである桜コースでのプレー
です。
6:30、自宅をスタート。
お天気は超快晴ですが、ここに2、3日めつきり秋らしく涼しくなりました。
草津では連日、夏日であったのでこんなに涼しくなるとは思わず半袖姿で来たので、朝は少し
肌寒いくらいです。
プレーヤーにとっては、もってこいのゴルフ日和です。
横浜から相鉄線海老名駅経由小田急線本厚木駅に着いたのが7:58。
皆さんと合流して8:20発のゴルフ場の迎車でクラブハウスへ。
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| 大厚木CC桜コースのクラブハウス (2023.10.06_09:28) |
ここもACCORDIA GOLFが運営するゴルフ場です。
クラブハウス内の景色もそれと分かる内装でした。
滋賀県内にあるACCORDIA系のゴルフ場よりはグリンフィーは割高です。
首都圏価格なんでしょうか?
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| 大厚木CC桜コースのクラブハウス (2023.10.06_09:29) |
Y.K-sanによると、ここ大厚木CC桜コースは丹沢山系の麓にある丘陵林間コースで本コース
よりもフラットとのことです。
コース内のホールは桜の木で囲まれていることからこの名が付けられたとか。
スコアカードから、White Teeでは6,317Yard(Out=3010、In=3207Yard)、PAR=72。
Outコース、10:07スタート。
No.1(455Yard,PAR=5)は上りのホールです。
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| 大厚木CC桜コース Out No.1コースを望む 82023.10.06_09:31) |
スタート前に記念写真。
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| Out No.1ホールのティーエリアで記念写真 (2023.10.06_10:08) |
テイーショットは右側ラフへ。 ここから5打叩いて6オン2パットで出だし8打も叩きました。
どうも練習した通りのスイングにならず、その後もトリプルボギー×4ホールでボギーとダブルボギー
をとるのがやっとこさ。
Out=58で目標としていたGross≦110は前半で絶望的になりました。
コース風景をいくつか。
よく整備されていて風景の美しい林間コースです。
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| HoleNo.5(PAR=5)を望む (2023.10.06_10:40) |
HoleNo.7(PAR=3)を望む (2023.10.06_11:53) |
Outコースの最終ホールNo.9の景色が素晴らしかったので再び集合写真をパチリ。
残念ながら被写体が邪魔して前方の美しい景色は隠れてしまいましたが。
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| HoleNo.9(PAR=4)のテイーエリアで集合写真に収まる (2023.10.06_12:26) |
朝食はバナナ1本でしたのでさすがにお腹が空きました。
昼食は生大のビールでポークの鉄板焼き。
ゴルフ後のビールは爽快で美味しいですネ! 拙者のゴルフの楽しみの一つです。
後半はInコースNo.10からスタート。
スコアは一向に改善できず、午前中のレベルです。
Outで出なかったシャンクも出てきました。
ホント、寄せでこれが出ると悔しいですね。
バテてきたのか?
今朝、滋養強壮剤のユンケル黄帝液を飲んできたのでそんなことはないはずです。
同僚のスイングを見ていて気づきました。
バックスイング時にコックをしていなかったので修正したら直りましたが。
そんなこんなで、In=59となりGross=117と不甲斐ない結果に終わりました。
大幅に目標からの後退、残念でした。
他のメンバーのスコアは、Y.K-sanだけがGross≦100、二人が110>Gross>100でした。
良いコースと秋晴れに恵まれたゴルフプレーでした。
Inコースの印象に残った風景を幾つか。
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| HoleNo.10(PAR=5)を望む (2023.10.06_13:31) |
HoleNo.11(PAR=4)でのティーショット風景
(2023.10.06_13:49) |
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| HoleNo.14(PAR=4)を望む (2023.10.06_14:56) |
HoleNo.16(PAR=3)を望む (2023.10.06_15:44) |
いやあ、10年、20年前と比べ随分、腕が落ちたものです。
身体の老化とともに体力も減退しているのをつくづく感じます。
それが無意識的に崩れたスイングにつながっているのでしょう。
これでGross≦110の目標は持ち越しになりました。
最近では「ゴルフは楽しむもの」と意識改革したので、まだまだゴルフは楽しめそうです。
ゴルフ後のアフタ5は、3人で本厚木駅近くの居酒屋で一杯。
皆さんと、近況報告、他の同僚の消息、家族のこと、健康や趣味などの会話を楽しみながら約2時間
の飲み会でした。
来年春には、桜コースでお花見ゴルフを約束して散会しました。
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