(出典) 朝日新聞朝刊/2024年11月23日
中国電力は22日、島根原発(松江市)の構内で実施した2件の工事について、港湾法に
基づく島根県への届け出をしていなかったと発表した。 中国電は「港湾法に対する認識が
十分でなかった」と説明している。
無届けだったのは、建設中の3号機の防波堤などの整備工事(2004年3月〜12月)と、漂
流物から防波壁を守るための対策工事(23年3〜12月)。 今年10月、県から無届け工事で
違法との指摘を受けたという。
中国電は、両工事とも港湾法上の技術基準に基づいて設計し、基準を満たしていると県と
国から確認を受けており、「安全性に影響しない」と説明。 県も「安全性は確認されている」
としている。
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